インプラント治療後の食事の注意点

インプラント治療は失ってしまった歯の代わりに人工の歯根をアゴの骨に埋め込む施術方法です。
入れ歯も失った歯の代用施術になりますが、インプラントは残った歯にかかる負担が少なく、自然に近い使い心地が大きなメリットです。

中でも特に大きなメリットに食事のしやすさがあります。
食べ物が噛みやすいので、楽しい食事を毎日することが可能です。
さらに良く噛むことができるので、健康的に過ごすことも期待できます。
歯を失ってしまったら硬いものが食べられないというイメージがありますが、インプラントなら老後の食生活も今までと近いように送れます。

けれどインプラント治療は歯茎を切開する必要があります。
そのため施術後の過ごし方を気を付けなければ傷口が開いてしまう可能性があります。
傷口から雑菌が入り込み感染症になる可能性もあるので、施術後の食事の注意点を確認しておきましょう。

インプラント治療を行ったら、傷口が完全にふさがるようになるまで数日間は柔らかい食事を選ぶことが大切です。
施術部分に負担がかからないように、スープやヨーグルト、豆腐などの柔らかい食べやすい物を選ぶのがおすすめです。

これに加えて、食べ物の温度も気を付ける必要があります。
体温以上に温度が高い食べ物を避けることで、施術部位にかかる負担を減らすことができます。
この他に、辛いものやアルコールを我慢することも重要です。
外食や旅行などの楽しい計画がある場合も、このことを意識して食べやすい食事プランを考えましょう。

食事をしたら歯磨きをするのが普通ですが、施術後はこれにも気を付ける必要があります。
長い間使い続けた歯ブラシには多くの雑菌が付着しているので、清潔なものを使うようにしましょう。
さらに傷口を刺激しないように、ゆっくりと歯磨きするのがお勧めです。

傷口を刺激しないために歯磨きを控える人もいますが、それは逆効果になるので注意が必要です。
食べカスが口の中に残っていると、それが雑菌繁殖の原因となり傷口の炎症へと繋がる可能性があるからです。
傷口への刺激が心配な場合は、歯ブラシが施術部位に触れないように歯を磨き、充分うがいをするようにしてみましょう。
うがいをする時も勢いよく行うと歯茎を刺激するので、痛くならないように優しくゆっくり行うのがお勧めです。

インプラントは施術後の過ごし方に気を付ける必要がありますが、傷口が完全に塞がり違和感がなくなれば食事をいつも通りに楽しむことができます。
健康的で充実した生活を続けるためにも、施術後の数日間は特に注意して過ごすようにしましょう。